脱水症の危険性
気温が上がる日が続いていますね・・・☀
まだまだこれから真夏日にもなってきて、今年はコロナの心配もありますが
プールやレジャー施設で遊んだりすることも増えてきたりしますね!
そこで気にかけて頂きたいのは水分補給です!
脱水症とは
人間の体の約6割は水分でできていて、血液・リンパ液などから構成されています。
体液は、塩分量などを調整するため尿などでバランスを保っています。
しかし、汗を大量にかいたり、下痢などの体調不良で体の水分が失われたりすることで、水分量と塩分量のバランスが崩れてしまいます。このような状態が脱水症です。
脱水症は危険
脱水症になってしまうと、体に取り込んだ栄養が体中に届けにくくなります。
栄養が不足してしまう為、症状としてはめまいなどから始まり、頭痛や痙攣、重度の場合は脳などにも栄養が行き届かず
臓器不全などを引きおこしす可能性もあります。
早めに適切な処置を施さないと、命にかかわることもあるかなり大変な症状です!
なので見逃してしまう前に、こまめな水分補給を行ってください!
脱水症は、どの年代にも起こるものですが高齢者に特に起こりやすいもので、注意する必要があります。
どんな時に起こるの
1.内臓機能が低下している
内臓機能の低下は脱水に繋がってきますが、特に腎機能の低下は注意が必要になってきます。
腎臓は塩分濃度を調節する役割があり、これが働かなくなると脱水症になるリスクが高まります。
2.体の水分量減少している、水分不足
水分補給を忘れてしまったり、加齢により嚥下障害が生じてしまうと、水分の摂取量が減ってきてしまいます。
筋力が低下する事も、体液を維持できなくなってしまうので脱水に繋がります。
3.薬によるもの
特に血圧が高い方、降圧薬を服用している方いると思います。
尿の排出を促して塩分を体外に出すために利尿作用を含んでいるものがあり、これにより脱水に繋がります。
脱水症にならないようにするには
1.湿度、温度調整
前までは節電と言われていましたが、今は暑い夏場などは特に、室温には注意が必要です。
暑い分大量の汗をかいてしまうので体の水分量も低下してしまいます。
夜寝ている間に脱水症になる可能性もありますので、室内の温度を適温に保つようにしてください。
2.必要な水分量と水分補給
高齢者の場合、1日に必要な水分は食べ物からの摂取も含め、体重1㎏に対して約40mlと言われています。
なので、食事以外に約1~1.5Lの水を摂取することが必要です。
定期的に水分補給をする事、のどが渇いていなくても適度に水を取り込み1日に必要な摂取量を超えるようにしましょう。
また、フルーツやゼリーなどを使い水分補給をする事も1つだと思うので、嫌にならないよう工夫をする事も良いですね!