抗菌作用で注目されているのが「マヌカハニー」です。ニュージーランドに自生するマヌカというフトモモ科の植物から採れる「はちみつ」を指します。

栄養価が高く、風邪予防や体調管理、美容にもいいと、上質なはちみつを積極的にとる人が増えています。はちみつの中には、のどの痛みの緩和や風邪の予防、虫歯菌や胃のピロリ菌対策など天然のサプリメントと呼ばれるようなものもあります。寒い季節の体調管理に取り入れてみるのも良いでしょう。

 

ほとんどのマヌカハニーには、UMFとMGOという数値が表示されています。これらはマヌカハニーの抗菌力がどのくらいあるかを表すものです。市販されているマヌカハニーはUMFが5+~25+、MGOが100+~500+程度で、数値が大きいほど抗菌作用が強くなります。UMF、MGOともに数値が高ければその分価格も高くなります。

体調を崩しそうなときしか食べない方もいますが、毎日食べることで体の免疫力アップが期待できます。まずはUMF10+、MGO100+のものから始めてみましょう。

マヌカハニーの抗菌作用は食物メチルグリオキサールによるものです。数値の付いていないマヌカハニーもありますが、こちらは食物メチルグリオキサールが含まれていないはちみつです。

 

マヌカハニーは、バターキャラメルのようなコクのある濃厚な味です。空腹時にスプーン1杯のマヌカハニーを習慣づけるのが良いようです。できれば1日3回。空腹時や、疲れたなと思ったときに、おやつとしても満足できますし、夜寝る前に食べれば疲労回復にも役立ちます。