怪我をした時、ご自身で出来る応急処置について

 

みなさん怪我をした時、身体を痛めてしまった時、どういった対応や処置をしたらいいのか迷ってしまった、なんて経験がある方いると思います。

「冷やすの?温めるの?」まずそこから分からないということを言ってくる方沢山いらっしゃいます!

では何をしたらいいかと言いますと、まずは「RICE処置」と言うものを行ってください。
聞いたことがある人もいるかと思いますが、

「RICE処置」とは

  1. 安静(Rest)
  2. 冷却(Icing)
  3. 圧迫(Compression)
  4. 患部を高く上げる(Elevation)

の4つの事を意味しています。

そして基本、炎症症状(熱感がある)を伴う外傷の怪我の場合は冷やしてください。

患部を触りたい気持ちはわかりますが、まずは冷やして(アイシング)、熱を取り除くことが初期処置としては大切です。

 

意識するポイント

①アイスノン等の保冷剤で患部を冷やすのではなく、氷嚢や、無い場合はビニール袋に氷と水を入れたものでアイシングを行うこと。

  →理由としては、保冷剤では患部に直接当ってしまう為、凍傷を起してしまったり、患部を満遍なく冷やせないといった理由がある為です。

 

②アイシングで十分に冷やした後は、安静にしたまま患部を動かさないでおいてください。

  →早期回復への近道です!

 

③まずは冷やすことが大切なので、入浴時は湯船にはつからず、シャワーのみにしておいてください。

  →血流が良くなり、更に炎症を上げてしまいます。

 

④飲酒や辛い物を摂取したりするのは控えてください!!

  →血流が良くなってしまうので、患部の内出血量が増えてしまいます。出血量が増えると筋肉繊維の中に大きな血のしこりができてしまう恐れもあります。怪我をした当日はもちろん、その後もしばらくは控える事を意識してください。