令和3年、新しい年になりましたね!

この年末年始で大掃除をしようと重たいものを持ったり、どこか痛みを感じている方いらっしゃるのではないでしょうか。

特にこの時期は寒さもあり、関節や筋肉の痛みが出てしまって日常生活に支障を出してしまうこともあります。

夜中に足がつってきた、朝起きたら急に腰が痛くなってきたなどの症状を感じる方いらっしゃるのではないでしょうか。

この時期は大抵寒さが原因です。

そこで、体をどうすると温められるか、どういったものを取るといいかをお伝えしていきます。

冷えが起こす危険

冷えが慢性的に続いてくると、心身ともに不調を引き起こす場合があります。

体の疲労感はもちろん、喘息もちの方が酷くなってしまったり、

頭痛が強くなってしまったり症状に影響を及ぼしてしまいます。

特に女性の場合はこの「冷え」に悩ませている方も多いのではないでしょうか。

日頃の生活習慣を見直すだけで、改善できることもあり

中でも食生活を意識して頂くと体を温める効果があります。

では、どんなものが身体を温めてくれるのか、逆にどんなものが体を冷やすのかご紹介します。

①食べているものに偏りがある

野菜を食べなかったり、パンなどの炭水化物、インスタント食品ばかりを摂取していたりして栄養バランスがとれていない状態で、ここが崩れてしまうとビタミンやミネラルなどを上手く体に摂取出来なくなってしまうので冷え性に繋がります。

また、貧血にもなりやすくなってしまうので、血液にあるヘモグロビンが不足してしまい栄養素を運べず、体を温める機能が働かないのです。

更に血液量そのものが減ってしまうため、手足などの末梢へいく血液が不足し、冷えに繋がってしまいます。

②朝ご飯を食べない

朝はエネルギーとして食事をしないと体温が上がってこないので低体温になりやすいです。

③体を冷やしてしまう食べ物をとっている

食べ物には食材によって体を冷やすのか、温めるのかが分かれてきます。

夏に旬になっている食べ物や、南国にある食べ物、飲み物は体を冷やしてしまうと言われていて、今では季節問わずに食べたいものが食べられるので、冷え性を悪化させる原因になっています。

*パイナップル、バナナ、マンゴー、レモン

夏や暖かい南国で収穫されるので、冷えを起こしてしまいます。

ビタミンが摂取出来たりしていい点もありますが、あまり摂りすぎてしまうと冷えに繋がるので、寒い日などは控えめにしておきましょう。

*きゅうり、レタス、トマト、ほうれん草

夏野菜として収穫される野菜なんかは冷えに繋がります。

生野菜サラダをたくさん食べている人がいますが、摂りすぎるのも冷え性の人には注意が必要です。火を通したり、温野菜にしたり工夫をすれば冷え防止になるので、生野菜は火を通すようにするといいでしょう。

*緑茶

発酵させたお茶は体を温めると言われています。

緑茶は発酵させたものではないので、逆に体を冷やしてしまったりしてしまうのでたくさん飲んだりはしないようにしましょう。

*コーヒー

コーヒー自体は南国の飲み物なので、体を冷やします。

過剰に摂取をしている人なんかは量を少し減らした方がいいでしょう。

*ビール、ウイスキー

よくお酒を飲む人はわかるかと思いますが、飲んですぐは体が火照って温まりますが、しばらくすると体は冷えてきてしまうのがわかると思います。

体を温める食べ物で冷え改善

体を温める方法はいくつかありますが、湯船につかる、鍋を食べて温まるなどいろいろとある中で血流も良くなってリラックスにもつながりますよね。

ですが、体の表面だけを温めても実際に温まっていなかったり、実際に芯から温まっていないため持続性も低くなってしまいます。

食材によっても特徴が分かれています。

柔らかい物よりは硬い物の方が体温を上げてくれるとも言われています。

そこで、食材からからだの芯を温めてくれる食べ物をご紹介します。

*生姜、香辛料

よく冷え性の人には生姜を摂った方がいいと言いますが、体を温めてくれる食材の一つです。

料理に使用するのはもちろん、飲み物、紅茶などに入れて飲むことも効果的です。温かい飲み物と更に芯から温めてくれる生姜をダブルに摂れば、夜もぐっすりと眠れるはずです。

また、体を温めるという意味では、辛い物を食べるのも効果的ですよね。

発汗作用もあるので、一気に血行を良くしてくれます。

*リンゴ、ブドウ、ごぼう、にんじん、かぼちゃ、玉ねぎ

赤や黒などの暖色系の野菜や果物、根菜類がいいです。

冬には寒い地域で収穫される野菜を摂りましょう。

*紅茶、ほうじ茶

発酵のお茶がいいと上で説明しましたが、色で見ると茶色っぽいお茶がいいとされています。

寝る前なんかに飲んだりすると体が温まり、眠りやすくなります。

*日本酒、赤ワイン

赤ワインや日本酒というものが良く体を温めてくれますが、飲みすぎたりしてしまうと、結果、アルコールの作用で放散されてしまうので体が冷えてしまいます。

何よりも食事はバランスが大切なので、冷やしてしまうからこれは摂らない様に、とか温めるからこれだけ食べようとかではなく、あくまで参考として覚えておいてください。

なんで冷えって起こるのか?

冷え性というものは女性に起こるものだと思っている方がいるかもしれませんが男性でも起こりますし、冷えで悩んでいる人は少なくはありません。

簡単に言うと冷え性とは体の血行不良の状態と言えます。

人間の体は毛細血管があり、この毛細血管を収縮させることで体温を外に逃がさないようにして、体表の温度を下げすぎないように血液を送り込んだりして調整しています。

この調整がうまくできず、いつまでも血管が収縮していると冷え性になってしまうのです。

この冷えが起こす原因としては筋肉がつったり、怪我をしやすくなったり、貧血、頭痛などにもつながります。

なので当院でもよく足をつったなど症状を訴えてこられる患者さんがいらっしゃいますが、筋肉を動かすことでおのずと血行も良くなってきます。

もし何かお困りの際は、遠慮なくご相談ください。

また、当院では通常の施術にプラスして延長施術のご案内をさせて頂いています。

この連休で痛くなった、また仕事始め久しぶりで痛くなった、いつもと違うところが痛くなってきたなど、人それぞれで悩みが違ってくると思います。

そういった方にも追加で治療を増やせるようになっています。

もし詳しく聞きたい方、いましたら是非当院にご連絡ください。