運動能力を高めたり、筋力をアップさせるためのレーニング効果を求めるのであれば、ジョギングが効果的ですが、健康維持のためには、ウォーキングがお勧めです。

ジョギングは運動量が大きいため、どうしても呼吸が浅く速くなり、副交感神経のレベルを下げてしまいます。特に中高年の方の場合は、副交感神経のレベルが低下しているので、それをさらに下げるような運動は、あまりお勧めできません。

私たちの呼吸は、速く走れば走るほど浅くなり、呼吸が浅くなると、血流が低下してしまい、末梢の細胞や神経に酸素や栄養が行きわたらなくなってしまいます。

健康効果を望むのであれば、ウォーキング程度の軽い運動が良いでしょう。