「脱臼」

 

という言葉は日常あまり聞きなれない言葉かと思います。

 

脱臼と言うのは「関節を構成している骨が正常な状態から完全又は不完全にずれてしまい正常な位置関係が失われている状態」を言います。

 

簡単に言えば「関節がはずれている」事です

 

脱臼の中で一番多いのが

 

肩の脱臼です!

 

肩関節は他の関節に比べ非常に可動域が広い分、骨同士の連結が少なく不安定な状態です。

 

ギアで言えばギア同士が完全に噛み合っていない状態です。

 

ラグビーや柔道などのコンタクトスポーツや武道、格闘技など他にも色々なスポーツでよく起こります。

 

主な受傷機転は「転倒」、転んでしまう事で起こります。

 

 

顎の脱臼もよく起こります。

 

顎関節は口を大きく開けた状態で亜脱臼状態(外れかけている)になっています。

 

大きなあくびをした時に多く起こり、リンゴを丸かじりした時などにも起こります。

 

肘関節脱臼も多く起こります!

 

「後方脱臼」と呼ばれ転倒して手を突いた時に多く発生します。

 

柔道やレスリングなどでよく見かけますね!

 

過去に日本代表の柔道選手がオリンピックで肘関節後方脱臼をしたという事もありました…

 

肘の脱臼で特に多いのが 就学前の子供さんの脱臼です!

 

子供が脱臼!!??

 

と思うかもしれませんがこれが多いんです…

 

肘内障(ちゅうないしょう)と言われ手をつないでいて急に手を引っ張ってしまったり、寝がえりの時に腕が身体に挟まってしまったり、転んで発生する事もあります。

 

何れの脱臼も一度外れると癖になる事があります。

 

癖にならない様にする為にもしっかり治療する事が大事です。

 

治療のメインはまずは整復と言ってずれた骨を元の正しい位置に戻す事。

 

その次に固定。

 

これが大事です!

 

一定期間しっかり固定し動かさないようにする事で組織がしっかり回復します。

 

そうすれば脱臼を繰り返す頻度は少なくなります!

 

※子供さんの脱臼肘内障の場合は固定を必要とする事は少ないです。

 

フジタ整骨院・鍼灸マッサージではこの様な脱臼のケガを専門としています!!

 

他にも骨折・打撲・捻挫・肉離れ(挫傷)などのスポーツや交通事故のケガを治療しています。

 

また、日常生活で感じる関節や筋肉の痛みに対しても治療しています。

 

小さな怪我や痛みでも放置しておいてよいものはありません!!

 

病院や整骨院に行くほどでも無いかな…?と思っても

 

2日経ってもまだ痛みが残れば要治療です!!