整骨院での保険治療
よく患者様からの質問で「健康保険は使えますか?」と質問を頂くことがあります。
基本的にはフジタ整骨院・鍼灸マッサージでは保険が使えます。
しかし整骨院は病院と違って健康保険が適応になるものには限りがあります。
整骨院で保険の対象になる症状としては急性・亜急性の外傷(骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷)に限られています。
外傷とは怪我のこと
外傷とは単純に怪我の事です。
ぶつけた、捻った、伸ばした、転んだ、急に痛くなったなど。
主な症状
症状で言えば
- 骨折
- 骨が折れた、ヒビなど
- 脱臼
- 肩や顎が外れたなど
- 打撲・捻挫・挫傷
- むち打ち、寝違え、ギックリ腰、
- 挫き、肉離れ、うちみ、突き指など
また、怪我をした時の状況によって使える保険の種類も違ってきます。
①健康保険
スポーツやプライベートでの怪我に対して適応になります。
②労働災害保険
仕事中や通勤中の怪我に対して適応になります。
③自動車損害賠償責任保険(自賠責)
自動車との交通事故がきっかけとなって起こった怪我に対して適応になります。
整骨院で対象になる保険は主にこの3つです。
逆に整骨院で保険の利かない症状と言えば
単純な肩こり・慢性腰痛・筋肉疲労・慢性的な神経痛などです。
では、その様な症状はフジタ整骨院・鍼灸マッサージで治療してくれないのか?
と言われたらそう言う訳ではありません。
ただ、健康保険の対象とならないというだけで、自費診療として丁寧に治療させて頂きます。
肩こりと言えども
しかし、単純に肩こりと言っても一概にそうでない場合もあります。
捻挫の症状が肩こりとして出現している場合もあります。
そもそも怪我は体の硬い人によく起こります。
急性や慢性の症状問わず筋肉や関節に痛みを訴える方の殆ど(全てと言っても良いほど)の方が体が固いです。
捻挫と言うのは関節が正常な可動域を超えたときに起こるものです。
体が硬い方やバランスが悪くなっている方は正常な可動範囲自体が狭くなっています。
その結果、周囲の関節が動き過ぎてしまっている事があります。
痛みの悪循環の原因とは?
そうした事が原因で軽度の捻挫を日常的に繰り返してしまっているのに気づかず、周りの筋肉がそれを守ろうとして慢性的に筋肉が硬くなってしまい、痛みの悪循環が起こっていると言えます。
では、それを自分でどうしたら見つけられるかと言うと、一番は動かしたときに痛みの憎悪が見られるかどうか。
動かさなくても動かしても痛みの度合いが変化がない物は単純な慢性的な症状かもしれませんが、動きによって痛みの憎悪が見られる場合は捻挫をしてしまっている可能性があります。
しかし、それを患者様ご自身で見分けるのは難しいかと思います。
日常的に体に痛みがあり、何処に治療に行こうか迷っている。
などのお悩みがあれば、まずはフジタ整骨院・鍼灸マッサージにご相談下さい。
何が保険の対象となり何が保険の対象にならないのか?
なんて正直、普通の患者様がもともと理解されていなくて当然だと思っています。
学校で保険制度についてなんて教えてくれるわけではありませんし(笑)
整骨院の役目
健康保険の適応になる症状、ならない症状、または整骨院ではなく病院に行った方が良い症状や、その他の選択をした方が良いことがありますが、まずは丁寧に問診、徒手検査を行い患者様に合った方法をご提案させて頂くのが我々整骨院の役目でもあると考えています。
患者様の不安を少しでも和らげ安心、納得して頂けるのが私たちの何よりの喜びです。
なので、これは保険の対象になるのかな~?
ならないと困るから痛みを我慢しておこう・・・
そのうち治りそうだからいいや
と言っているうちに症状が慢性化してしまい治らなくなっているケースや更に悪化してしまうケースも多々あります。
2~3日痛みが残る場合は
軽い症状かな~?と思われても、2~3日経ってもまだ痛みが残る場合は早めに受療を検討してください。
怪我や痛みを早く治す意味で、受傷後2~3日以内に処置をしておくことが重要です。
あと、健康保険の対象としても受傷、または痛みが出てから2週間以上経過したものは保険の対象にならなくなってしまうケースもあります。
その他、ご自身で掛けられている、傷害保険も整骨院の治療でも通院保証の対象になります。
傷害保険の場合、通常、治療期間として認められるのは180日、治療回数として認められるのは90回までとなっているのが普通です。
傷害保険の場合、健康保険を利用しても、完全自費の治療としても、怪我として傷病名がつくものであれば適応になります。
人身傷害保険も整骨院で適応できる
また、車の任意保険の特約でもある人身傷害保険と言うのも整骨院での治療に適応できます。
これは、一般的な傷害保険とは特性が異なり、交通事故による怪我で、ご自身が被った損害を、必要かつ妥当な金額に限り全額補償してくれるものです。
従って、治療費は勿論の事、通院保証や休業損害なども補償してくれます。
交通事故の被害者であれば相手の自賠責保険で補償してもらうのが当然ですが、万が一ご自身が交通事故の加害者になってしまった場合に使用されるのは勿論の事、ご自身の過失が高く相手の任意保険会社が動いてくれないケースや、ご自身の補償に逓減がかかってしまうような場合は、人身傷害保険を利用した方が優位な時もあります。
色々な保険があり正直全てを把握されるのは難しいと思いますので、わからない事は保険のプロである保険会社さんに質問されても良いですし、我々も日常的に保険を扱う第2のプロです!
保険に関してもご相談ください。