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肩のスポーツ傷害

7月に突入し学生さん達も最後の大会が近づき気合いが入っている様です!

そんな状況ですので、スポーツ中の怪我は5~7月頃に頻発します。

今回はスポーツ中によく肩の怪我の紹介です。

肩のスポーツ傷害が特に多い競技と言えばやっぱり野球です。

リトルリーガーズショルダーと言って、小学生から中学生くらいの成長期に投げすぎる事により痛めてしまうことがあります。

子供の骨は大人の骨と違い骨の先っぽに骨端線といわれる骨が伸びる元となっている成長軟骨があります。

そこを傷めてしまうと最悪の場合、投球が出来なくなってしまうと言う事にもなりかねませんので、投球時の肩の違和感や痛みは早めにケアをして、絶対に無理をしてはいけません。

また、高校生以上で完全に骨が大人の骨になった以降は腱板(別名インナーマッスル)損傷と言って、肩の深層部にある肩の動きを微調整するためにある筋肉を傷めてしまうこともあります。

これも、軽度なものであれば投球制限とリハビリにより回復が望めますが、腱が断裂してしまったり、断裂に近い状態になってしまうと手術が必要な場合もありますので、骨の成長期が過ぎたからと言って無理はいけません。

投球時の肩の痛み違和感は早めにケアをしましょう。

その他、肩の外傷で多いのは鎖骨の骨折があります。

ラグビーやアメフト、相撲などのコンタクトスポーツでよく起こります。

転倒し肩からついた際や、さらにその上から相手に乗っかられてしまい肩に痛みが出るケースが多いです。

重症例では鎖骨の骨がずれて変形し疼痛緩和肢位と言って、痛めた方の腕を反対の手で支えて首を痛い方に倒して反対側を軽く向くと言う特異的な姿勢をとり来院される場合があります。

骨がずれてしまった場合は骨を真っすぐに整復し、その状態を保つ為に固定を行います。

しかし、鎖骨の骨のズレ(転位)を防ぐのは至難の業であり、多くの場合ズレの酷い骨折は手術になる事が殆どです。

後は柔道やレスリングなどやスポーツ中の転倒などで肩関節脱臼もよく起こります。

よく起こると言っても、脱臼という怪我は、単純に言えば「関節が外れた」と言う状況ですが、全外傷性の怪我の中では稀な方です。

肩関節脱臼にも色々と転位(骨のズレ方)の仕方によって種類がありますが、中でも一番多いのが「前方脱臼」と言って、腕の骨頭が肩の前方部にズレてしまった状態の事を言います。

この怪我も、一度起こってしまうと、バンカート病変やヒルサックス病変と言って肩関節周囲の軟骨を傷めてしまい反復性肩関節脱臼(いわゆる「脱臼癖」)の原因となるものもあり、修復には手術が必要なものもあります。

この軟骨の損傷を初期であれば保存療法(手術をしない治療方法)でも治せる方法はありますが、固定肢位なども日常生活に負担が大きくかかり実施としては難しいでしょう。

肩周囲の脱臼で、その他、多発する事が多いのが肩鎖関節脱臼というものもあります。

これも転倒により肩を直接地面に打ち付けた時に多発します。

肩の鎖骨と肩甲骨を結ぶ肩鎖関節という関節に損傷を来たし、鎖骨が上方に飛び上がった状態のまま戻らない状態になります。

ピアノキー現象と言い、ピアノの鍵盤を押してまた跳ね返って戻ってくるように脱臼した部分を押すと、一時的に元の位置に戻りますが、押した手を離すとすぐに跳ね上がってしまうと言う現象で、肩鎖関節脱臼特有の症状になります。

これも、上記でご案内した鎖骨骨折と同様で固定が容易ではなく、手術をしない保存療法では元通りの状態に戻すのは至難の技と言えます。

しかし、この肩鎖関節自体は脱臼したままでも日常生活に大きな支障をきたすことはなく、大きな後遺症の心配はありません。

従ってラグビー選手や関取などは脱臼したままプレーを続けている事も多いです。

但し、外観上の変形は残ってしまうので、特に女性の方は手術をお受け頂いた方が後の変形が目立ちにくくなります。

腕相撲でもケガをする事があります。

上腕骨(二の腕の骨)の螺旋骨折といって強力な腕相撲によって上腕骨が捻じ折れるイメージです。

言葉の通り上腕骨に螺旋状の骨折線が入ります。

腕相撲以外にも野球の投球や、やり投げの投擲などでも起こる事があります。

アメフトのタックルではヘルメットを被った状態で当たるので、衝撃が強く頭を持っていかれた瞬間に首を捻挫し、首から腕に繋がっている神経を引き伸ばしてしまい一時的に腕に痺れや脱力感が残るバーナー症候群という怪我もあります。

多くの物は2~4週間で改善するものが殆どです。

当院では、この様な傷害に対し、まずは問診を行います。

問診と言っても、ただ「どうしましたか?」と聞くだけではなく、怪我をした時の状況がどの様な状況であったかを細かく確認させて頂くところから始めます。

怪我をした時の状況が我々がイメージ出来るようになる事で、正確な鑑別診断に繋がるからです。

その後、視診や触診を行い怪我の程度を見極めます。

そのまま当院で治療が可能なものと、一度、病院での診察を受けて頂いた方が良い物があります。

その場合、新羽の整形外科や綱島の整形外科を紹介させて頂くことも可能です。

更に専門的な検査や診察が必要である場合はスポーツ整形外科のある大きい病院への紹介も可能です。

新羽駅から、フジタ整骨院までは徒歩20分くらいです。

肩の怪我でお困りであれば、ご相談ください。

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