🏀バスケ選手に多い怪我③🏀

 

 

~突き指~

 

突き指は、バスケをしていると必ずと言っていいほど誰にでもなる怪我です。

ボールのキャッチミスや指先に外力が加わることで発症します。

突き指と言ってもその部分、損傷度合いによって負傷名なども変わってきますが、

主には指を安定させている骨同士を繋げる「靱帯」が部分に断裂している、

もしくは完全に断裂している状態を言います。

多くなる部分として、第一関節、第二関節、親指の付け根が多いとされています。

 

また、突き指をしたら引っ張ればいいと考えている方が多いですが、

これはやってはいけません。

引っ張ることで損傷していた靱帯部分を広げてしまい悪化させたり、

脱臼をしてしまったりするので引っ張ることは間違っています。

 

バスケ選手だと大きなボールを扱うスポーツなので怪我としては突き指はよく起こり

中高生の部活動中の発生が多いです。

逆にプロの選手では技術が高い分怪我をする頻度が下がります。

自分自身の技術を上げることはけが予防にもつながると言えますね。

 

また日常生活でも多く使うことのある指先の部分ですが、細かな作業をする分

複雑な動きに対応することができます。

ですが色々な動きを持つ分強い関節ではないので怪我はもともとしやすいです。

その指先で起こりやすい関節は基本は3つあります。

最も指先にあるDIP関節からPIP関節、MP関節という各部分にも名前があり、

親指は2つですが、この3つの関節で突き指が起こっています。

突発的に発生するので予防することが難しいですがテーピングなどで予防をして

なりにくくしていきます。

 

応急処置

 

応急処置の重要性について、負傷した場合迅速な処置が必要だと言えます。

特に内出血が出ている場合には放っておくと、腫れが大きくなってくるので

そうなる前に処置をしなくてはいけません。

アスリートは特に突き指をした場合には直後直ちに応急処置をスタートさせることで

治療期間が左右します。

 

基本の「RICE処置」。

アスリートの方は必ずと言っていいほど覚えておきたい知識になります。

この中で突き指をした際の最優先処置として

アイシングが最も初めにやるべき処置です。

圧迫や固定だったりそういうのをはぶいてでも、アイシングを優先してやってください。

アイシングは行うことで血管の流れが鈍くなり、患部へ血液が集中的にいかないようにします。

血液は多くの酸素を必要とする分、そこに血液が集中してしまうと周りの組織が酸欠状態になり

損傷をしていないのに死滅してしまいます。

そうなってしまうと、完全に治癒するまで時間がかかってしまい

癖になってしまったり、痛みが長期間続いてしまったりします。

なので、アイシングは負傷してからすぐ、1分以内になるべくするようにしてください。

氷水が一番いいですが、流水でも効果が得られるため、患部をすぐに冷やしてください!

 

 

症状

患部の部分に炎症症状が現れる。

→内出血や幹部の腫れなど。強い圧痛がある場合もある。

これは、外見上で見た症状ですが、これだけではどのぐらいの損傷度合いなのかまでは分かりません。

靱帯の断裂が想定されるものもあれば、骨折を起こしてしまっている度合いの突き指も考えられます。

 

 

突き指の骨折

突き指はその損傷度合いから軽度の打撲や、「亀裂骨折」「部分的な骨折」

の骨折になる事があります。

精密検査等をしないと外見的にしかみることができないが、

骨折になっているケースの場合は、患部が異常に腫れる為、骨折を疑う必要があります。

 

また、指の中で骨折を伴う確認しにくい骨折でマレットフィンガーと呼ばれる

部分的に骨がはがれてしまう障害もあります。

このマレットフィンガーは、裂離骨折の事で指では比較的多く確認されます。

主に多く発生する部分としては、第2、3、4指の第一関節部分にみられ

指の先端部分に裂離が起こってしまい、関節部分を固定している靱帯組織が

外力により骨を一緒にくっついた状態ではがれ落としてしまうものです。

骨の骨片が靱帯にくっついた状態で浮遊してしまうため、治りにくく

変形した状態で治癒になることがあります。

なので女性など気になる人は手術になることもありますが、

基本、骨折があった場合は曲げないように固定をして安静にして治療します。

なので、腫れが大きく出た場合はそういうこともあるので、気を付けなければいけません。

 

なりやすい指とは逆に、親指の突き指になった場合は多く負傷される部分は特に根元の部分です。

ほかの指に比べて強靭な靱帯になっている為、なりにくい部分ではありますが

その部分を損傷するという事はそれだけの外力、比較的大きな力が加わってしまうという事。

更に、重症化しやすいため治療が長期化してしまう事があります。

よく起こりやすい原因としては、スキーで転倒したりしてストック部分が引っかかったりして

付け根部分を損傷すると言われています。

スキーヤーズサムと呼ばれていて、尺側側副靭帯の部分が損傷してきます。

テーピングをして補強したりしますが、

長期化する分、日常生活でも痛みが出るのでサポーターをして生活をしたりします。

 

突き指の変形、後遺症

放置していたり治療をしっかりとしないまま終了してしまう、

骨折を実はしていたなど原因となる部分はそれぞれですが

変形があると、関節部分が動かなくなってしまったりするので、手が握れなくなったり

関節部分が太く、左右差が出てしまったりします。

変形が起こっている部分から、炎症が出てしまっていたり

そこから、何らかの障害に繋がってしまったりもするので

突き指だからと安易に考えてはいけません。

炎症が出てしまっている場合は、抗炎症薬などを用いて痛みを抑える必要がありますが

初期処置がしっかりと行えていればそういう後遺症にもなりにくいので

初期は十分に重要視して扱わなければいけません。

 

また、突き指になると癖になりやすいと言われたりすると思います。

捻挫をしてしまったりするときもそうですが、

関節を固定している靱帯が緩くなってしまうので何度も損傷しやすくなってしまうのです。

これは、原因としても損傷してから完全に治癒しないままにしていて、放置した結果起こります。

特に、常にボールを扱っているようなスポーツなどでは

何度も突き指をするので、発生しやすいです。

何度も起こりやすい場合には、事前にテーピングなので重症にならないよう

サポートしてあげる必要があります。

 

 

安易にとらわれやすい突き指ですが、

損傷度合いによって、また損傷した部分の扱いによって

思っていたよりも重症になる場合があります。

何もしないではなく、怪我に対する意識を強く持ち、自身で怪我予防対策をしていきましょう。

 

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