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2019年11月29日

冬も水分補給をお忘れなく!

夏場は熱中症対策などで、せっせと水分を補給していたのに、涼しくなってからというもの、あの熱心さはどこに行ってしまったのでしょうか?

人間の体の約60%は水分です。 毎日食べ物や飲み物などから、2~2.5リットルの水分を摂取し、尿や便、汗などで同じくらいの量の水分を、体から排出しています。 これは、季節が変わってもあまり変化はないそうです。 なのでこの時期、熱中症の危険は去りましたが、水分補給の重要性は夏場と変わってはいないのです。

寒くなってきてからというもの、周りで風邪を引いている人を、よく見かけるようになりました。風邪対策の王道であるうがい、手洗いに加えて、「水分補給」も大事な予防策のひとつです。風邪やインフルエンザの原因となるウイルスは、乾燥した状態で活発に活動します。反対に湿度50%以上になると、活動が急激に低下します。水分補給は喉や鼻の粘膜をうるおして、ウイルスの侵入を防ぐと同時に、侵入したウイルスを痰や鼻水によって、体外に排出する作用を助けます。また風邪をひいてしまったら、発熱や食欲低下、下痢、嘔吐などの症状により、体からの水分排出が多くなりますので、普段以上に、きちんと水分を補給するようにしましょう。

冬場には、脳卒中や心筋梗塞の発症が増えます。これは、寒くなって血圧が上昇することも一因ではありますが、水分補給も大いに関わっています。寒くなって汗をかかなくなり、のどの乾きを自覚しにくくなる冬場は、水分摂取が少なくなります。水分摂取が少ないと、血液の粘度が上がり、いわゆる「ドロドロ」の状態となります。ドロドロ血液によって血管が詰まりやすくなり、結果として脳卒中や、心筋梗塞を引き起こす可能性が高くなります。脳卒中、心筋梗塞予防のためにも、冬場も水分補給!です。これからの時期、忘年会や新年会など、飲酒の機会が多くなります。お酒を飲むと喉が渇くことは、多くの方が経験されていると思いますが、アルコールには利尿作用があるため、飲酒が過ぎると体は脱水状態となります。

 アルコールを飲んだら、意識的に水分を補給して、脱水状態を防ぎましょう。また日本酒造組合中央会では、悪酔いをしないとして、飲酒の合間に水分を取る、「和らぎ水」を勧めています。一年の疲れをお酒で流しても、水分補給を忘れないようにしましょう。

 

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